ノンシリコン
ノンシリコン

ノンシリコン

最近は、各社ヘアケア剤やスタイリング剤にシリコン(ジメチコン等)を含まない製品をよく発売しているように思います。

シリコンって? →
化学的には、ジメチルジクロロシランをはじめとする各種のシラン類を加水分解し、生成したシラノール (R3Si-OH) が脱水縮合したオリゴマー、ポリマーである。 モノマーが10(または20)以下の比較的低分子のものは、ポリシロキサン (polysiloxane) または単にシロキサンと呼ばれる。

なお、高分子で合成樹脂として用いられるものは、一般に「シリコン樹脂」あるいは略されて「シリコン」と呼ばれることが多く、元素・単体のケイ素 (silicon) と紛らわしいので注意が必要である。出ウキ

ジメチコンって→

ジメチコンとは、シリコンオイルの一種で、化粧品にはつや出し・撥水・さらさら油成分などとして、基礎化粧品・口紅・リップクリーム・アイメイク化粧品・頭髪化粧品など広く利用されている。

ジメチコンのシリコンオイルは無機物のケイ素を骨格とした油であるため、通常の有機物油脂やオイルと比較して、熱・光・水分などによる劣化がすくなく、腐りにくく、安定している。撥水性(水をはじく)に加え、油の膜を作りやすいことから、ヘアスプレーなどでのコーティング作用がある。(ジメチコン/ビニルジメチコン/メチコン)クロスポリマーといったように、ポリマーになると粉末化し、ファンデーションやチークなどの粒子をなめらかで滑りの良い感触に変化させる。出allabout

とシャンプーやトリートメントだけでなくファンデーションやスキンクリームにも使われています。

薬害として人間や動物に対してガンを引き起こす成分。発ガン性物質の疑いのある成分。また、他の成分と混じり合うことで発ガン性物質であるニトロソアミンを作り出す成分。皮膚や目を刺激し、アレルギーを引き起こす可能性のある成分。

なんて事が言われていますが、普段使いのシャンプーやトリートメントには様々な科学薬品がつかわれていますので、危険度だけを注視すると殆ど使っちゃダメになってしまいます。

シリコンに関しても無配合の方が安全性が高そうですが、私たち美容師が気になるのはその残留です。

ファンデーションなんかの場合クレンジングで毛穴に詰まったシリコンも落とせますが、毛髪の場合洗って落ちるタイプのシリコンもあれば、そのコーティング力を謳った製品の場合ツルツル・サラサラなんて朝飯前ですが落ちません。

さらに使い続ける事により強固な皮膜を形成しうろこ状に重なっているキューティクルも塞ぎます。

そうするとカラー剤やパーマ剤を均一に作用させるのは至難の業です。

キシキシの感触になっている場合は、重ねすぎたシリコンが剥がれる時にキューティクルに吸着しているため、キューティクルも一緒にはがれ落ちてしまうためこんな感触になります。(後、市販のカラー剤も薬剤の配合成分によりこちらの場合はキューティクルを破壊するため同じような手触りになったりもします)
そうするとまたコーティング力の強いヘアケア剤で補う・・・
この循環ですが髪は治りません。

市販品の中には質感だけを求めた製品も多いので行きつけのサロンで対応するケア剤を選んでいただくのがベストかと思います。

毛髪の損傷やキューティクルを再生できる
セフィーヌRA・ATP や ハニエルディフェンダーはお勧めですし、

当店一番人気のロオナ ジャンティ シャンプーは普段使いに又コスパも優れているのでお勧めですよ。

トリートメントやコンディショナー、スタイリング剤に含まれるシリコン剤は毛髪に付着しているのが肌にあたっておでこや首筋、背中にも意外と残留したりしています。
大人ニキビの原因にもなりますのでお使いの製品にジメチコン・メチコン・シクロメチコン等の成分表記されている場合は毛髪の当たるところをしっかりとクレンジングで落とすのも対処法のひとつです。

1件のコメント

  1. ピンバック: 毛髪は死活細胞? – ヘアサロン店長の独り言♂

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