カスイ シャンプー成分
水、ラウラミドプロピルベタイン、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、ラウロイルメチルアラニンNa、BG、ココイルメチルタウリンNa、コカミドメチルMEA、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、ワサビ葉エキス、センブリエキス、ビワ葉エキス、アボカドエキス、アシタバ葉/茎エキス、グルコース、フルクトース、トレハロース、ソルビトール、プルラン、グリセリン、ペンチレングリコール、グリチルリチン酸2K、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸レチノール、パンテノール、ポリクオタニウム-10、水添レシチン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ピーナッツ油、スクワラン、海塩、塩化Na、クエン酸、エチドロン酸、エチルへキシルグリセリン、カプリリルグリコール、1,2-ヘキサンジオール、トコフェロール、オレンジ花水、メントール
ランドケア エッセンスソープ成分
フムスエキス、水、ラウレスー4カルボン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸TEA、クエン酸Na、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル、グリチルリチン酸2K、水溶性プロテオグリカン、グレープフルーツ果皮油、アルガニアスピノサ核油、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、メロン胎座エキス、ユズ果実エキス、ニンジン根工キス、キハダ皮エキス、ポリクオタニウムー10、クエン酸、エチドロン酸、グリセリン、PG、BG、エタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
それぞれのシャンプーの評価を軟毛やヘアカラー等に対しての評価も成分的に分析してみて
カスイ シャンプーの評価(成分分析)
- 洗浄成分(マイルド系)
ラウラミドプロピルベタイン:アミノ酸系の非常にマイルドな両性界面活性剤で、低刺激。軟毛や敏感地肌でも優しい。
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na:比較的低刺激だが、適度な洗浄力を持つ。
ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルアスパラギン酸Na:アミノ酸系洗浄成分で、髪や地肌の潤いを守りながら洗浄可能。
ココイル加水分解ケラチンK(羊毛):ケラチン配合で補修効果が期待できる。 - 保湿・補修成分
BG、グリセリン、ペンチレングリコール、ソルビトール:保湿効果が高く、乾燥対策に寄与。
ココイル加水分解ケラチンK:毛髪への補修効果。軟毛の補強や枝毛の防止に有効。
パンテノール、水添レシチン:髪の保湿と補修が期待できる。 - 植物エキス
ワサビ葉エキス、ビワ葉エキス、アボカドエキス:抗酸化作用や頭皮への栄養補給効果。軟毛の場合、髪のハリやコシを与える可能性がある。
アシタバ葉/茎エキス:保湿と抗炎症効果が期待できる。
メントール:清涼感を与え、地肌の引き締めをサポート。 - その他補助成分
海塩:頭皮のミネラルバランスを整える。
クエン酸:髪や頭皮を弱酸性にするためのpH調整。
●評価
軟毛に対してのアプローチ
アミノ酸系洗浄成分に加え、ケラチンや保湿成分が配合されており、軟毛の方にはハリや潤いを与える効果が期待できます。重たくならない成分配合でボリュームアップ効果も見込めそうです。
ヘアカラーへの影響
カラー保持を助けるアミノ酸系洗浄成分が主体なので、カラーの褪色を抑える効果が期待できます。また、保湿成分の豊富さがカラー後の乾燥した髪を補修する助けになります。
総評
ヘアカラーや軟毛、乾燥気味の髪におすすめのシャンプーです。敏感肌の方にも対応可能な低刺激性が魅力です。
ランドケア エッセンスソープの評価(成分分析)
●主な成分とその特徴
- 洗浄成分
ラウレス-4カルボン酸Na:適度な洗浄力を持っており、頭皮や髪に負担をかけにくい。ただし、スルホン酸系であり少し刺激が強い可能性あり。
コカミドプロピルベタイン:低刺激でマイルドな洗浄成分。補助成分として使われることが多い。
ココイルグルタミン酸TEA:アミノ酸系で保湿効果もあり、刺激が少ない。 - 保湿・補修成分
グリチルリチン酸2K:抗炎症作用があり、敏感肌や乾燥肌にも適している。
水溶性プロテオグリカン:ヒアルロン酸を超える保水力。乾燥した髪に潤いを与える。
セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク:毛髪補修に特化した成分。ダメージヘアや軟毛の補強に役立つ。 - 植物エキス
ユズ果実エキス:保湿作用。髪に潤いを与えてくれる。
ニンジン根工キス:抗酸化作用と保湿効果。頭皮環境の改善に役立つ。
グレープフルーツ果皮油:皮脂バランスを整えるとともにリフレッシュ効果が得られる。
アルガニアスピノサ核油:髪にツヤを与え、保湿効果あり。 - その他補助成分
PG、BG:保湿成分で、髪の乾燥を防ぐ。
メロン胎座エキス:抗酸化作用が期待される。
●フムスエキスについてのポイント
フムスエキスは、多くの場合、数億年以上前に堆積した有機物(植物など)が分解された成分で、以下のような特徴を持っています。
- 頭皮環境の改善:ミネラルやアミノ酸を豊富に含むことで、頭皮環境を整える効果が期待されます。これにより、健康な髪の成長が促進される可能性があります。
- 保湿効果:フムスエキスは保湿性が高く、乾燥しがちな頭皮や髪に潤いを与えます。
- 抗酸化作用:フムスエキスに含まれるフルボ酸やフミン酸には、抗酸化作用が期待されており、頭皮や髪への老化防止効果があるとされています。
- 髪へのハリ・コシ付与:ミネラル供給を通じ、髪にボリューム感やハリ、コシを与える助けとなります。
- 浄化作用:フムスエキスには不要な化学物質や油分を吸着する作用があり、頭皮に付着した汚れや皮脂を除去することが期待できます。
●洗浄力
主成分のラウレス-4カルボン酸Naは、シリコンや油分をしっかり除去する力がありつつも、フムスエキスの高配合が加わることで、洗浄力が過剰になるリスクを軽減します。
ラウレス系の刺激性が気になる肌質でも、このエキスの保湿作用や頭皮環境改善作用がバランスを取る可能性があります。
●保湿・補修効果
フムスエキスの豊富なアミノ酸は、髪に潤いを与え、ダメージ補修を助けます。
水溶性プロテオグリカンや加水分解エンドウタンパク(たんぱく質系成分)と相まって、軟毛の方には特に髪の強化効果が期待できます。
●頭皮環境の改善
フムスエキスの抗酸化作用とミネラル供給が頭皮の血行を促進し、健康な髪を育みやすい環境を整えます。
グリチルリチン酸2Kとの相乗効果で、頭皮の炎症やかゆみの軽減にも役立つ可能性があります。
●軟毛に対する効果
フムスエキスが髪に不要な物質を取り除く一方で、ミネラルやアミノ酸を補給することで、軟毛の方でもハリやコシを感じやすくなるでしょう。
さらに、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパクとの組み合わせが、髪を引き締めて体積を強化する効果を高めます。
●ヘアカラーへの影響
ヘアカラーの色素退色を防ぐためには、洗浄成分がマイルドであることが理想的です。しかし、ラウレス-4カルボン酸Naの存在がやや気になるため、カラー後数日以内は注意したほうが良いかもしれません。
一方で、フムスエキスの保湿作用が軟毛やカラーダメージを受けた髪に潤いを与えるため、長期的にはダメージリカバーとして役立つ可能性があります。
●評価
軟毛に対してのアプローチ
軟毛の方にとって補修成分や保湿成分が豊富で、髪にハリと弾力を与えることが期待できます。ただし、ラウレス-4カルボン酸Naのような洗浄成分の刺激が少し強い可能性があるため、デリケートな頭皮の場合は注意が必要です。
ヘアカラーへの影響
特にカラー保持に特化した成分は少ないですが、保湿成分が髪の乾燥を防ぐため、間接的なカラー保持効果が期待できます。
●総評
フムスエキスが60%配合されることで、シャンプー成分2は軟毛やダメージヘア、特に頭皮環境を改善したい方に高い効果が期待できます。
ただし、洗浄成分の強さが完全に柔らげられるわけではないため、ヘアカラー直後や敏感肌の方は頻度を調整しながら使うのがおすすめです。それ以外の場合、フムスエキスの豊富な保湿・補修作用が非常に魅力的なシャンプーといえるでしょう。
●総合比較
項目 | カスイシャンプー | ランドケアソープ |
洗浄力 | 非常にマイルド | 髪や頭皮の余分な汚れをしっかり落としつつ、フムスエキスによるマイルドなバランスが取れている |
保湿・補修成分 | 保湿成分豊富でバランスが良い | 補修成分が豊富でダメージケアに強い |
軟毛に対する効果 | ハリとコシを与える効果が高い | ミネラルとアミノ酸補強により、柔らかい髪にハリとコシを与える効果が強化されている |
ヘアカラー保持 | アミノ酸系のマイルド効果で保持力が高そう | カラー保持の直接的な効果はないが、保湿作用が退色や乾燥を軽減する助けになる |
敏感肌対応 | 非常に優れている | フムスエキスの抗炎症作用がプラスだが、洗浄成分には引き続き注意が必要 |
●推奨用途
カスイ シャンプーは、軟毛やヘアカラーをした髪、敏感肌の方に非常に適しているといえます。
ランドケア エッセンスソープは、補修力が非常に優れているため、ダメージを抱えた髪やしっかり汚れを落としたい方におすすめします。ただし、洗浄力が少し強いため適切な頻度で使用することが重要です。